mezzo☆pianoさんの
ザ・スリル・ライブレポート

 ゲストブックの常連さんのmezzo☆pianoさんから、女性サックス奏者YUKARIEさん率いるザ・スリルのコンサートレポートを送って頂きました。mezzo☆pianoさんありがとうございました。皆さんの行かれたコンサートやライブのレポートもいつでも大募集中です。お待ちしています!

なお、この記事に関するご意見、ご感想はゲストブックへお願い致します。


1999年4月14日(水)
渋谷オンエアイースト
open 18:30、start 19:30

ザ・スリル”Smart,Swing,Smash!”

さて、スリルのライブ、いままでのビッグバンドの常識をくつがえすようなライブです。

☆そのまえにちょっとメンバー紹介☆

 Bass 横山英規
 Guitar GAKU
 Drums GENSHOW
 Percussion 岡部洋一
 Keyboards 澄田啓
 Alto sax・Flute Robert小山
 Tenor sax 石川"テノール"宏明
 Tenor sax yukarie
 Baritone sax Smiley
 Trumpet 近藤タクミ
 Trumpet 平田直樹
 Trumpet GYO
 Trombone 小泉邦男
 Tuba 関島岳郎
 Vox KIRILO

・・・パートの順番ちょっと間違えているかもしれませんが、ごかんべんを☆


 私はビッグバンドはスリルしか見たことがないので、他のバンドと比較してどうこうは言えないのですが、モトはシンプルな4beatや8beatの曲で、それにhornとrhythmが攻めてくるのです。
そして、譜面を見ない!
というよりメンバー全員が暗譜しているので、ステージの前面に出てきて掛け合いをしたり、ヴォーカルのkiriloさんが衣装をとっかえひっかえして歌ったり。(ビッグバンドにヴォーカルというのも、例をみない編成なのですが、そういうのもスリルならでは、というところでしょうか)

 メンバー紹介の時、演奏しているところへヴォーカルの彼女がスケッチブックを広げると、メンバーの名前がコッたロゴで書いてあって、そのメンバーがひとりずつサックスやトランペットでソロを吹いたり、ドラム叩いたりギターソロを弾いたりと、なんとも楽しい構成でした。
そのなかで、初めて聞いたのがtubaの早弾き(早吹き?)でした。
金管族最大のあのtubaを息継ぎもせず一息で吹いているのをみて、「ほほーーう」と感心の連続。息継ぎも大変な楽器なのに、大丈夫なんだろうか? とハラハラしながら見守りました。

 個人的私のみどころは、女性サックスプレーヤーyukarieさんのテナーソロ!私の憧れで、サックスを始めるきっかけにもなったプレーヤーでもあります。女っぽい音色あり、時折悲鳴のようなソロは聞いているこちらをかきむしるような気分です。
サックスの音色って不思議、聞く人によって全然違う感じ方をするから。でも悲しいこともあって、。メンバーのトランペット奏者、近藤くん脱退という事実も。しかし、トランペットが二人になると、ビッグバンドではかなりきついな、と思います。どうなるスリル! と友人と大騒ぎしたのでした。

・・・今迄ライブのレポートというものを書いたことがないので、
これでよかったのだろうか? なんて不安になってしまいます。
それに、スリルのアルバムが廃番になってしまって。
再販とかの状況がまったくわからないので、なんとも言いようがないのですが。
こんなにいいバンドなのに、なんで廃番なのっ? ああ無情です。


■ご参考までにYUKARIEさんのホームページをご紹介します■
もちろんザ・スリルのコーナーもありますよ!!(内桶)

YUKARIEさんのホームページへ
http://www.jamcan.or.jp/yukarie/


Prev jazzのホームへ 次へ
前のページへ Jazzページのトップへ 次のページへ